高齢者の電話機について
2017.04.3
埼玉県所沢市にある国立障害者リハビリテーションセンターの「認知症のある人の福祉機器展示館」を見学したことがあります。
そこで見かけたのが、番号を押すのではなく、番号がわからなくなっても顔写真を押して電話をかけるという電話機を見ました。
番号を押したい時はカバーを開きます。
似たような電話機はアメリカの通販サイト「アルツハイマーズ・ストア」では人気商品のようです。
これなら、認知症の方でなくても、電話機のボタンが押しにくくなってきた方、黒電話(まだ時々見かけます)でダイヤルの回せなくなった高齢者には便利なのではと思います。
日本にもないかなと探していたら、パイオニアから出ているTF-SE15が使えそう思いました。
本体は一般の電話機より一回り大きくした感じです。番号も大きく押しやすくなっています。付属で子機もあります。
ワンタッチダイヤルの電話機は他にもあるのですが、この商品はワンタッチダイヤルボタンの上に名前を書く欄があります。ここに名前だけでなく写真を貼っておくのも良いかもしれません。
それぞれのプッシュボタンにも短縮ダイヤルを登録でき、短縮ダイヤル表が付いています。
詳しくはメーカーのサイトで確認して下さい。
※あくまで提案ですので、使用にあたっては自己責任でお願いします。